apache2とtomcatの連携を後で見返すための忘備録
今回はWebサーバーの一つであるApacheとアプリケーションサーバーのTomcatの連携をしたいと思います。Tomcatには静的ファイルを処理するWebサーバーとしての機能もありますが、もともと開発・デバッグ用に作られたもので、本家のWebサーバーには性能が劣ってしまうみたいです。
また、サーバー自体の負荷分散として、Webサーバーとアプリケーションサーバーは分けておきたいですね。
今回はWebサーバーとアプリケーションサーバーでよく使用される、ApacheとTomcatでリクエスト処理を分担する方法を書きます。
イメージとしては
静的ファイル→Apache
それ以外→Tomcat
上記のように処理を分けます。
まずは設定ですが、Apacheのhttpd.confでhttpd_proxy.confをインクルードします。そして、httpd_proxy.confに以下を追加します。
ProxyPass /css !
ProxyPass /js !
ProxyPass /image !
ProxyPass / ajp://localhost:8009/
また、利用する静的ファイルはhttpd.confのdocumentRoot配下に静的ファイルまでのパスを指定することで処理されます。
Apacheのファイルを更新したときは、Apacheの再起動を忘れずに!