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phpのライブラリ管理ツールのComposerを使ってみる

phpのライブラリ管理ツールのcomposerを使ってみました。composerはJavaでいうmavenと同じライブラリ管理ツールのようです。ただ、phpのcomposerはJavaのmavenみたいにビルドとか必要ないので、純粋にライブラリ管理に特化しています。composerを使えば、プロジェクトで使用するライブラリの依存関係を管理しやすくなったり、インストールも簡単になりますね。

composerをインストールします。

# curl -s http://getcomposer.org/installer | php

インストール後のディレクトリにはcomposer.pharというファイルができるので、同じディレクトリ内でcomposer.jsonを作成します。 試しにphpmigを使うための設定をしてみました。

composer.jsonの中身

{
    "require": {
        "php": ">=5.3.1",
        "davedevelopment/phpmig": "*",
        "pimple/pimple": "1.*"
    },

    "config": {
        "bin-dir": "bin/"
    }
}

composerを使ってインストールしてみます。

# php composer.phar install

phpmigがインストールされたか確認してみます。

# phpmig -V
phpmig version dev

無事、phpmigがインストールできました。

管理しているライブラリのバージョンをあげたい場合は、composer.jsonの該当ライブラリを書き直して以下のコマンドを実行します。

# php composer.phar update

同じライブラリ管理ツールのpearとの使い分けですが、プロジェクトごとに使用するライブラリを管理するなら、composerで行い、システム全体(OS単位とか)で管理するなら、pearで行うといいようです。

プロジェクトで管理する場合がほとんどなので、以降はcomposerでライブラリの管理を行っていきます。

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