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ネット広告の配信システムについて簡単に調べてみた

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日頃からお世話になっているネット広告。Webエンジニアでありながら、Googleアドセンス等の広告配信システムについて何も知らないのはどうかと思い、ちょっと調べてみました。

そもそもネット広告とは?

ネット広告とは、大雑把に言うと、企業や個人がマーケティングのため、Webサイト、Eメール、アプリなどに製品やサービスのテキストや画像、動画等を表示して行う宣伝のことです。広告の種類としては形状と配信方法で、以下のように分類することができます。

形状による分類

バナー、テキスト、メール、動画広告など

配信方法による分類

◯ デモグラフィックターゲティング広告
ユーザの年齢や性別などの属性情報でターゲティングしたものを表示する広告

◯ 行動ターゲティング広告
ユーザの行動履歴でターゲティングしたものを表示する広告

◯ 検索連動型広告
ユーザーが検索したキーワードに関連したものを表示する広告

◯ コンテンツ連動型広告
サイト内のキーワードと関連したものを表示する広告

◯ 位置連動型広告
ユーザの位置情報から近くにある店舗等に関連したものを表示する広告

そこで、各会社のサービスがどこに分類されるかを調べてみました。
*急ぎで作ったので誤っていたり、過不足があるかもしれません。 f:id:kkv:20150221212921p:plain

また、課金方法によっても以下のように分かれます。

課金方法による分類

◯ 成果報酬型
商品購入やサービス利用に応じて広告費用が決まります。通称アフィリエイト広告といいます。 例 : Amazon アソシエイト、A8.net

◯ クリック報酬型
広告がクリックされた回数に応じて広告費用が決まります。通称リスティング広告といいます。 例:GoogleAdWords、Yahoo! プロモーション、忍者admax、nend

◯ 期間保証型
特定の期間広告が掲載され、料金がクリックや表示回数には左右されない方式。通称純広告といいます。 例:Yahoo! ブランドパネル

◯ インプレッション保証型
広告の表示回数に応じて広告費用が決まります。

GoogleやYahoo!には、上記のターゲティング型、コンテンツ連動型などを併用した強力なディスプレイネットワークであるGDNやYDNがあります。最近のネット広告のトレンドは、これらにDSP(デマンドサイドプラットフォーム)というツールを加えたもので、今回はこれらの広告配信の仕組みについてまとめてみました。

ネット広告配信の仕組み
GDN、YDNとは?

GDNはGoogleサイトやパートナーサイト、動画、アプリなどに広告を配信できる広告ネットワークです。また、YDNはYahoo!サイトやパートナーサイトなどに広告を配信できる広告ネットワークです。両方ともネット上に強力な基盤を持っているのが特徴です。形状はバナー、テキスト、動画広告など、配信方法は、様々なターゲティング方法、コンテンツ連動で、サイト利用者数が多いこともあり、圧倒的なリーチを実現しています。

DSPとは

デマンドサイドプラットフォームとは、オンライン広告において、広告主(購入者)側の広告効果の最大化を支援するツールのことである。 広告主側が行う予算管理、入稿管理、掲載面の管理、予算やターゲットとするユーザー属性などに基づいた最適な広告枠の選定、あるいは、過去の成果を反映することで行われる配信条件の最適化、といった機能を提供する。 広告主側を支援するデマンドサイドプラットフォームに対して、広告枠の販売者側を支援するツールは「サプライライドプラットフォーム」(SSP)と呼ばれる。 デマンドサイドプラットフォームとサプライライドプラットフォームは、純広のような1対1の売買ではなく、多対多で接続して広告枠の競争入札を行う「アドエクスチェンジ」、および、「リアルタイム入札」(RTB)を実現する。

DSPやSSPのリアルタイム入札の仕組みが言葉だけでは分かりにくいので、図にまとめてみました。

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なぜリアルタイム入札が流行っているかというと、ユーザ、媒体、広告主すべてにとって効率の良いシステムだからです。ユーザにとってはサイトの表示速度が早くなり、媒体にとっては入札で最も高い広告料が表示されるので収益が高くなり、広告主にとっては効果の高いユーザにのみ広告を配信できます。ただし、このテクノロジーを実現するには、高性能サーバや効率のよいプログラムでシステムを高速に保たなければならないようです。例えば、DSPでオークションが行われますが、DSPの入札が遅れれば入札できないので、DSPの入札レスポンスは入札するかどうかを含めて0.1秒以内に返さなければならないようです。

まとめ

ネット広告は広告業界において唯一伸びを見せている分野であり、今後の動向が注目されています。急激に成長を遂げている分野なので、なかなか情報を追うのが大変ですが、SSPやDSPなどアドテクノロジーの成長も見逃せないと感じました。今回は簡単に調べてみましたが、今後はもう少し技術的なところまで調べて行けたらと思います。最後まで読んでいただきありがとうございました。

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